フクロウ( Fukurou_Japan)です。
今回は機種変時の注意点について書いていきます。
2段階認証アプリ(Google Authenticatorなど)を使用している際には機種変更を何も考えずに行うと、資産を失ってしまうことがあるので今回の内容をよく理解しておくようにしてください。
【スマホ】機種変更時の2段階認証アプリについての注意点!
最近いろいろなアプリやWEBサービスで2段階認証アプリの使用を求めるものが増えています。
特に仮想通貨のウォレットや取引所を使用している方はそうだと思います。
代表的なアプリはこちらですね。
正確に言いますと2段階認証アプリではなく、ワンタイムパスワードアプリ(OTP)ですね。
銀行などのアプリでも使われているはずです。
ただしその場合は銀行独自のOTPのアプリを使っていると思います。
銀行のアプリでで使っている場合でも、グーグルのものであっても今回お伝えする注意点は同じです。
では注意点がどういったものか見てみましょう。
機種変更時にスマホを下取りに出すと2段階認証を使っているサービスを永久に使えなくなる可能性がある
例えば、今回は仮想通貨のウォレットをスマホに入れていたとします。
この状態で機種変更をし、新しいスマホに元のデータを復元しました(というかしたつもり)。
ここまでやったので、あとはスマホを下取りに・・・・。
と、その前に以下のことを理解しておきましょう。
新しいスマホに2段階認証アプリの情報は復元されない!
この点を理解しておかないと、いざウォレットから出金しようとした際にウォレットが開けなくなってしまいます。
日本の企業でしたら(2段階認証ができなくなった)といえばもしかしたら対応してくれるかもしれませんが、海外のサービスですと、メールの返信すら返ってこないこともあるので、非常~~~~に注意が必要です。
対策は?
まず重要なのこととして、機種変前のスマホを下取りに出さないという点です。
手元にそのスマホがあれば、回線契約が無くてもWIFIが繋がっているとアプリの使用が可能です。
下取りに出しても数千円にしかなりませんので、それでしたら安全をとって手元においたままにしておいたほうがよいでしょう。
次に、新しいスマホで以前のスマホと同じように2段階認証アプリを使う方法です。
その際には方法が2つあります。
方法1:復元コード、もしくはQRコードのキャプチャを残しているならそれを使って新しいスマホで再設定をする。
これが一番簡単な方法ですね。スマホはなくしてしまう可能性も高いですから、かならず復元コードとQRコードは残しておいたほうが良いです。
方法2:復元コードもQRコードもない場合は、サービスを提供しているサイト上で、一度2段階認証を解除する処理をして、新たに2段階認証を設定する。その際に新しいスマホで設定する。
こちらのやり方はあまりオススメしませんが、しょうがなければこちらを選択しても良いですね。
その際には復元コードとQRコードは必ず残しておくことをオススメします。
それさえあれば、スマホを失くそうが機種変しようが全く問題ないですからね。
以上が対策でした。
さいごに
2段階認証アプリを時々しか使わない方はアプリの存在すら忘れがちなので注意しましょう。
そしてこれから機種変する予定の方は今回の内容をきっちり理解した上で行うようにしてくださいね。
100万単位のお金を入れていウォレットが使えなくなったら泣くに泣けないですからね。
それではまた次回!